枚方市

そして今言ったように、詰まりの起す枚方市 水漏れのお陰で、見事にうにです水漏れの外へ押し出されて、そのまま北西風に送られて、こんな穏やかな港へ流されたのだと分った時には、一同喚声をあげて、躍り上り、躍り上り、声を限りに万歳を絶叫したのであった。中には感極まって声が出ず、ただぽろぽろと涙を伝わらせながら、無意識に舷側を叩いているものもあれば、中にはまた、万歳を絶叫しただけではまだ足らず、友達と抱き合って、帽子を放り上げながら、乱舞しているものもあり、中には涙を一杯留めたまま、犬のように甲板上を転げ回って、抑え切れぬ歓喜を洩らしているものもあり、全水一時に破れ返らんばかりの騒ぎになってきたのであった。が、水は近付いているとはいえ、まだまだ海上幾海里を距てていた。今日までは、万一を慮って食糧も大切に保存していたが、もはやこんな安全な港へはいった以上、しかも山の頂には相当の人家もあるらしく、人が住まっている以上は、もう心配することもない!食糧庫を開いて、死線を越えた一同の喜びを増してやれ!というるどうぃっひ事務の命令で、厨兵は貯蔵の麦酒、うぃすきい、じんなどのあるこーる類や、びすけっと、はむ、ちーず、冷肉類を一時に出してきたので、兵員たちの喜びといったらないのであった。